東京目黒の工務店、江中建設です。
さて、6月下旬より板橋区の幼稚園の体育館の建方作業を行っており、本日無事上棟式が執り行われました。こちらの建物の建築家は松本直子建築設計事務所の松本先生(http://www5b.biglobe.ne.jp/~macchan/)です。
今回の建物は体育館ということで、中間の間仕切りが殆ど無いままで大空間を、それも木造で作ると言うことで、弊社としてもチャレンジのしがいがある建物です。
まず建方作業を行う前に、先行足場を組みます。今回は階高も高いため、内部にも仮設足場を設置し、作業に備えます。
建前の初日は、柱を立てるところまで。まずそれぞれの柱を所定の位置に並べ段取りを行い、
クレーンも使用して、柱を設置します。初日の作業はここまででした。
続いて2日目に棟上げまで行います。この写真は梁を所定の位置に運んでいるところです。
ちょうど雨の多い季節なので、屋根廻りの作業を早々に仕上げ、野地板を張り、その上にアスファルトルーフィング紙を下葺きします。これで中に水が入りにくくなります。
(この段階ではまだ壁が無いので、横からは入ってきます)
棟木廻りの合掌の部分も、このようになりました。雨模様の日も多々ありながら、職人さんたちもよく頑張ってくれました。
上棟すると建物の全貌がわかりやすい形で見えてきます。園長先生にも「こんなに立派な建物になるとは思っていなかったよ」とお褒めのお言葉を頂戴しました。しかし、建物としてはこれからの作業が大事で、丁寧に、そして長く使って頂けるように、園児さんたちの健やかな成長の過程を優しく見守っていける体育館となるよう、これからより一層努力して作って参りたいと思います。今後とも宜しくお願いします。