江中建設では大工育成塾の塾成を、現場修行として受け入れています。
先生は棟梁。将来の目標である棟梁の下、見習いとしてしっかり仕込まれます。
今回はそんな塾生の一人、T君のある日を見させていただきました。
【今回の修行生】
T 君 19歳
江中での修行は、8ヶ月
【先生=棟梁】
田宮 棟梁
この道40年超の大ベテラン
修行生のT君
高校生の頃、登下校の途中で見かける建設現場の棟梁のかっこよさに憧れたのが、この世界に入るきっかけ。
ものづくりが好きで、自分の手による家づくりは、最高に楽しいと語る。
3年で棟梁になるのが目標。
当然将来は、田宮棟梁の上を行きたいと豪語。
棟梁や他の先輩達に失笑されながらも励まされている期待の星だ!
田宮棟梁
最初はおぼつかなかった足取りも、最近はどっしりと安定してきて大工らしくなってきた。
今のうちは、失敗の中から、どんどん考えて技術・知識を身につけて欲しいとのこと。
家づくりは、同じように見えても決して同じではないので、自分の経験と技術がいつも試される。
だからものづくりが好きであれば、それが楽しい一生の仕事となるので、今はしっかりと修行して、いい大工になってほしいと、田宮棟梁は語ってくれた。
棟梁のお手本の後、実際に作業をするT君。その様子を見、棟梁から指導を受ける。
まかされた仕事を黙々とこなすT君。遠巻きながらも田宮棟梁が厳しく見守る。
まだまだ覚えることが多い大工の仕事。何事にもまずは挑戦している。
この大工道具箱は棟梁にも褒められた自慢の自作のものだ。