東京目黒の工務店、江中建設です。
さて、以前にご紹介したこともありますが、弊社では次代の大工を育成する目的で社員大工制度がございます。
この社員大工制度とは、施工力維持のために大工さんを抱え込む制度ではありません。一人前の大工になるまでの間に、弊社社員として過ごすことによって、安定した立場で技術の修練に励むことが出来、育ててくれる親方の負担も軽減することが目的であり、そのことによって若い世代の大工さんの育成の一助となる事を期待しております。
ありがたいことに、今弊社には20代前半の社員大工が8人も在籍してくれています。彼等はとてもかわいい存在です。
話は変わりますが、私が学生の頃、先輩に連れて行ってもらって以来、虜になっているお店があります。
そのお店の名前はかっぱ。
お店の外観はこんな感じですが、外から眺めても何のお店だかわからずただ「かっぱ」という看板があるのみ。
お店のカウンターに座ると、何も頼んでいないのに、煮込みがドンと目の前に置かれます。
お客さんとして注文するのは、ご飯の量とお漬物のみ。しかし、これがたまらず美味しいのです。
1年目の社員大工さんたちはいつも工事現場に直接通っているのですが、毎週1回は事務所に来て日報を提出して貰っています。その時にはいつもお弁当などの食事も用意しているのですが、その彼等に自分の大好きなかっぱを食べさせたい!という気持ちがあり、持ち帰りが出来ることを思い出し、先週金曜日に食事として「かっぱ」を出すことにしました。
忠実にその状況を再現すべく、まずは鍋を用意し、かっぱの開店(午後5時)と同時に煮込み15人前を購入。事務所に持って帰り、カセットコンロで温めます。
あと、煮込みは炊きたてのご飯で食べるのが一番!ということで、1升炊きの炊飯器も用意し、ご飯を炊き上げ、一味唐辛子、漬物、ネギも用意した上で、彼等を迎えました。
当日は8人中6人(現場の進捗具合と、体調不良で残念ながら2人欠席)が参加し、喜んで食べてくれていました。社員大工さん、さすがの胃袋で煮込みもお米も多く用意したつもりでしたが、20分もしないうちに全て食べきっていました。また食事の中での話も大変面白く、社員大工さん同士の仲の良さも垣間見えて、これまたとても嬉しい雰囲気でした。
せっかく鍋も炊飯器も用意したので、また機会を見つけてみんなで食べてみようと思います。
「かっぱ」も、本当に美味しいので、宜しかったら一度是非ご賞味下さいませ。
おまけ
こんなノリの企画に付き合ってくれて、色々準備をしてくれた他の社員の皆様にも大感謝です。ただ、結局社員大工さん以外の分までは残らなかったので、仕事中にただ美味しそうな匂いだけかがせて、何もあげられませんでした。何かの折には社員の皆様にも是非振る舞わねばなりませんね。