東京目黒の工務店、江中建設です。
さて、先週末に1月より工事を執り行っておりました港区のRC造のお家が無事竣工し、お引き渡しさせて頂きました。こちらの物件の建築家はかめ設計室の羽渕先生(http://kamedesign.net/)です。
こちらのお家はRC造の3階の建物ですが、スキップロアをふんだんに使い、幾重にも折り重なった空間構成となっております。またRC打ち放し仕上げ部分もありながら、自然の温かみを感じさせる作りとなっています。
まずは玄関を入るとRCの打ち放し面が目に入ります。
玄関から外を見ると、正面の緑が目に入ります。特に盛夏の今は、緑が目映いくらいに明るく感じます。
次の層から階段を眺めた写真です。上下に空間が折り重なっているのがわかります。
次の層に位置する洗面室ー浴室です。
その横にある窓からは青空と緑が目に入ります。
次の層から見た階段です。こちらもまだ上下に空間が折り重なっているのがわかります。
こちらの層は居室となっており、RCの地肌と無垢の木フローリングが印象的ですが、外からの風景も取り込んでいます。
その次の層です。こちらは、ダイニングとキッチンがあり、斜線制限により斜壁となっているところには窓が配されています。
こちらがキッチンです。タイルの質感も良いかと思います。
こちらは先ほどの斜壁を利用して、ちょっとした作業スペースにもなる場所です。
そしてまだ、上に空間があります。
次の層はフローリングと、更にもう少し上がった場所が畳スペースとなっています。この段差を利用して、収納も作られています。
畳スペースからこの層を眺めるとこのようになります。
そして掃き出し窓から外に出るとちょっとしたデッキスペースと共に梯子があります。
その梯子を上ってみると、まず小さな緑化スペースが。
更に上に行くと、より大きな緑化スペースもあります。これによって屋上からの直射日光の熱を和らげる効果も期待できます。
更にお仕事での作業スペースとなるアトリエもこちらのお家には併設されています。
港区ということで土地の大きさにも制約がある中、ここまで色々な要素を含ませ、かつ温かみも感じさせるというのは本当にプランの力を感じます。色々と工夫が凝らされたこのお家で、お施主様にとって楽しく愉快で快適な生活を送って頂けることを心よりお祈り申し上げます。今後とも末永く宜しくお願いします。