東京目黒の工務店、江中建設です。
さて、今日はきれいな青空の下、横浜市青葉区もえぎ野のお家のお引き渡しの日でした。こちらのお家は松本直子建築設計事務所の松本直子先生が設計された、とても気持ちの良い家です。
緩やかな坂の途中にあるお家で、この斜面である事をうまく活かして、空間の広がりと採光・通風の良さがとても感じられる家となっています。
こちらのスペースで引渡の書類の交換をしたのですが、掃き出しの窓、トップライト、ハイサイドライトから光が射し込み、窓を開けていたにも関わらず、少々汗ばんでしまう程でした。晩秋にしてこれですから、日当たりの良さがわかるかと思います。これも前の家が坂の関係上少々下に位置しているというのがきいているのでしょう。
このお家で一つ難しかった点が、工期がタイトだった事。お施主様のお仕事の関係上12月より大変ご多忙になってしまい引越もままならないので、なんとか11月中にというお話しもあり、工事担当も大変苦労しながら、でも良い建物を作ってお施主様に喜んで貰おうと頑張り、今日のお引き渡しを無事迎えられた訳です。お施主様や建築家の方からも労を労われていました。
上の写真がこのお家の監督ですが、ちょっとホッとした様子です。
あとこちらのお家は午後からお施主様がご自身で床と幅木をキヌカで塗られることになっていました。以前ご紹介した珪藻土塗りではありませんが、ご自身の家をご自身の手を加えて仕上げるというのは大変素晴らしい事だと思います。家はみんなで作る物で、いいものが出来ると本当に嬉しいですよね。そうやって塗装されている際に窓枠やガラスとかに塗料が付かないように、現場監督や設計事務所の所員の方々でマスカーを使って養生しました。
最後までいなかったので仕上がりは拝見できなかったのですが、あれだけみなさんが一生懸命に作業されていたので、きっと素晴らしく、そして思い出深い仕上がりとなったのだろうなあと思います。
これからも是非このお家を大切にしていただき、弊社とも末永くお付き合いさせていただければと思います。今後とも宜しくお願いいたします。