東京目黒の工務店、江中建設です。
さて、この前の土曜日の午前中は前回の記事でご紹介したお家のお引渡しでしたが、その日の午後は横浜市金沢区能見台のお家の上棟でした。こちらのお家を設計された建築家はアトリエKの杉浦先生です。
震災の影響で材料の確保が今まで以上に難しくなっています。まずは屋根の合板と壁の構造用合板が現在流通量が大変少なくなっています。また石油系の問題があり、アスファルトルーフィングも確保が難しくなっています。
こちらのお家も当然使用する材料ですが、何とか確保が出来ました。とにかく今は決められた工期をできる限り守ことが出来るよう頑張るしかありません。今回の上棟日は当初の予定通りだったので、まずは第一関門通過といったところですね。現場にお越し頂いたお施主様とのお話も、やはり震災絡みのお話しが多かったような気がします。
なお、上棟の当日は四方清めを行いました。下の写真は、大工の棟梁と、鳶の頭(かしら)がそれぞれ建物の四隅にお酒と塩を撒いているところです。あとお施主様にはお米を一緒に撒いていただきました。
その後御神酒での乾杯、お施主様からのお言葉、職人紹介、中締めと滞りなく行われました。
こうやって新しい建物の息吹を感じながら、ひとつひとつのお家をしっかりと作っていくことが大切なことだと痛感しています。お施主様にとって心地良い家となるよう、これからも頑張って参ります。