東京目黒の工務店、江中建設です。
さて、1月12日の大安の佳き日に、杉並区天沼のお家の地鎮祭を執り行いました。
こちらのお家は、以前建っていた住居兼店舗(お寿司屋さん)を建て替えて、長屋となります。古くからこちらの土地にいらっしゃるので、地鎮祭を執り行って頂く神主様も、そのお寿司屋さんの氏神様にお願いしました。
お施主様のこともよくご存知とあってか、祝詞にも大変心のこもったお言葉を添えられていたように感じましたし、ご家族(とそちらで働いていた方)も神妙な面持ちでご参列されていたように感じたのが印象的でした。
そして地鎮祭が滞りなく挙行された後に、鎮め物をお預かりしました。こちらについても神主様から奈良の興福寺の発掘の話しもご紹介なさっていて、なぜ鎮め物を使うのか、そしてそういった伝統を長きに渡って受け継いでいる日本の素晴らしさといったお話しを、お施主様にご説明なさっていました。
今回のお供え物はお施主様にご用意頂いたのですが、海の物としてお供え頂いた「お頭付きの鯛」は築地市場まで行ってご用意頂いたそうです。やはりお寿司やさんだなあと思うと共に、こちらの土地に建てる建物への思い入れの深さを感じた次第です。
これからしっかりと工事に取り組んで参りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。