東京目黒の工務店、江中建設です。
14日に降った雪は今も尚残っていますね。これだけ短時間に積もり、また残る雪というのもちょっと記憶に無いくらいです。
さて、そんな14日に文京区千石のお家の上棟式を執り行いました。こちらのお家の建築家は、松本直子建築設計事務所の松本先生(http://www5b.biglobe.ne.jp/~macchan/)です。
実はこちらのお家は昨年末に上棟しておりました。しかしながら関係者の都合がなかなか合わず、1月14日の友引に上棟式を行おうということになりました。
当日の天気予報は雨か雪といったものでしたが、当日はすでに屋根の野地板+ルーフィングと外壁の合板もほぼ貼っていたので、特に気にすることもないかと思っておりました。
そして、前日の夜にはお施主様から
「明日ですが、予報が雪ですね。お弁当を差し入れする予定ですが、逆にそんな寒い中で冷たいお弁当を食べるのを強制するのも良くないのでは~」
とメールがありました。お昼に合わせてお弁当をご用意していただくような話しになっていたので、そのことを気にされたメールでした。
工事関係者としては翌朝そのメールを見て、雪がどんどん積もってはいましたが
「これはお施主様は、この天候下でも上棟式をやる気だ」
と思い、覚悟が決まり、上棟式の準備を進めていました。
そしてお施主様に「お昼の件は、お気になさらないでください。大工さんも、近くにお店もあるので大丈夫ですとの事でしたので。。、」と返信させて頂きました。
後からお聞きしたところによると、お施主様はそのメールの文面を読んで、工務店側はやる気だと思われ、覚悟が決まったそうです。得てしてこういったことはあるのかもしれませんね。
そして午後3時半くらいから上棟式を始めました。
四方清めの写真ですが、新雪がブルーシートや地面の上に積もっているのがわかるかと思います。
こういった状況でしたが、外壁が貼ってあったことに加えて、お施主様が現場にカセットコンロを持ち込んでくださり、温かい豚汁とホットプレートで温めてくださった焼き鳥などもご用意頂きましたので、身も心もとても温かく感じた上棟式でした。お施主様、本当にどうもありがとうございました。
こういったお気遣いも糧に、現場ではお施主様にご満足頂けるような家となるよう、より励みたいと思います。今後ともよろしくお願いします。