東京目黒の工務店、江中建設です。
さて、本日は、弊社の工事に携わっていただいている職人さん、協力業者さんなどにお越し頂き、現場の安全についての啓蒙と、安全第一の心を一つにするため、今年度の安全大会を実施いたしました。
開始前の状況です。
本日は100名を超える多くの方々にお集まり頂きました。本当にありがとうございます!
さて、6月21日15時の定刻に開始です。
まず始めに弊社社長より、弊社の状況、業界の状況、そして安全に対する考え方についてお話しさせて頂きました。
続いて、弊社工事部長より、安全の中でも特にこれから訪れるであろう熱中症について、分類、メカニズム、対処方法などについてご説明させて頂きました。なお、この時にも説明させて頂いたのですが、熱中症が発症しやすい気象条件の時に、メールでお知らせしてくれる環境省のデータを使ったサービスがあります。是非ご活用いただければと思います。(登録ページは https://service.sugumail.com/env/member)
続きまして、休憩を挟んでから、東京消防庁の方にお越し頂き、救命方法について、主として胸骨圧迫とAEDを中心にお話し頂きました。
まず、倒れている人を見つけたら、まずは周囲の安全確認をしてから、近寄ります。
そして刺戟を加え(ここでは肩をトントンと叩き)、名前などを呼び掛けて(小さい声から段々と声を大きくする)、倒れている人の状況を確認します。
反応が無かったら、周囲にいる人に対して、119番に電話をかけて救急車を呼ぶ人と、AEDを持って来て貰う人を決め、明確に指示を出します。
指示を出したら状態を再度眺め、お腹が上下せず、呼吸していないようでしたら、胸骨圧迫に移ります。心臓が停止してしまっていると、酸素が脳に回らず、この後蘇生しても脳機能の回復が難しくなってしまうことを防ぐためです。手の付け根の部分を喉の下のくぼみのぶぶんからみぞおちにかけてある太い骨(胸骨)にあて、5cmくらい沈み込むようにして、100回/分のペースで行います。
参加してくれている人にも実際にやって貰いました。
これは大変疲れるので、途中で交代するやり方も教えて頂きました。なるべく切れ目の無いように代わります。
これだけでも効果はありますが、より大きな効果を目指すとなれば人工呼吸です。
そうこうしているうちにAED到着です。
このAEDは除細動機といって、心臓が心室細動、つまり痙攣してしまっている時に使います。パッドを機械に取り付けます。わかりやすく絵も機械に描かれています。
あとはどうすればいいか機械が教えてくれるので、ボタンを押してくださいと言われてからボタンを押します。これで心臓が正常な鼓動に戻ることを期待するわけです。
これもまた、参加者に実際にやってもらいました。
ご丁寧に説明して頂き、本当にありがとうございました!
この後、弊社副社長よりお話しさせて頂き、
今年入社した社員の紹介をさせて頂き、
最後に安全の誓いを全員で唱和して、お開きとなりました。
今日学んだことも活かし、より安全で、労働災害が起こらない環境づくり、現場づくりを今後とも取り組んで参ります。今後とも何卒よろしくお願いします。